第9回女子中高生のための関西科学塾
第9回女子中高生のための関西科学塾(http://kagaku-juku.jp/)、担当テーマは「氷は冷たくて水に浮かぶ…それって常識? —超高圧の世界をのぞいてみよう!—」です。あいにくの雨、日曜日の午後に4時間ぎっしりの内容でしたが、参加者のみなさんとても熱心にとりくんでくださいました。
さて、よく知ってるはずの物質も温度や圧力などが違う環境のもとではガラッと様子が変わったりします。今日は「水」という身近な物質を例にとって、真空ポンプや圧力鍋、ダイヤモンドで作られた特殊な装置を使って、宇宙空間くらいの低い圧力から深海のさらに1桁高い高圧力の世界で水がどのような姿になるのか観察しました。
みなさん高校1年生だったので進路のことはまだこれからだと思うけど、今日の体験を少しでも科学、それも物質科学に関わる道を考えるきっかけにしていただけるならとってもうれしいです(あー、でも将来あんなガサツなおばちゃんにはなりたくないとか思われてないかちょっと心配… 😛 ←ダメなロールモデル)。
なお、この写真は関西科学塾OGでアシスタントについてくれた阪大理学部化学科4回生Iさん撮影のスナップをチラシにぺたぺた貼り付けたものです。また、実験は研究室M2のK君が手伝ってくれました。
《加賀山》
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