阪大NOWの表紙に超高圧アンビルが登場

阪大NOW No.132 (2012年06月号) (13.7MB)をご覧ください。

表紙写真:8面体アンビル

基礎工学部の川井直人教授(1979年没)によって1960年代半ばより開発され、今では「KAWAI型」として世界的に知られている高圧装置の心臓部、超硬合金製の多面体アンビル。初期型では組み合わせたアンビルを油の中につけて加圧する方式がとられており、実験室の床が油まみれになるのを近松の世話物をもじって「男殺し油の地獄」と著書で紹介されていることからも開発黎明期の壮絶な実験の様子がうかがえる。《文責:加賀山》

photo

前の記事