大阪大学×大阪ガス「アカデミクッキング」@大阪ガスクッキングスクール千里 vol.39「No Pressure, No Life ~ 圧力で世界はこんなに変わる!」

大阪大学×大阪ガス「アカデミクッキング」の講義vol. 39「No Pressure, No Life ~ 圧力で世界はこんなに変わる!」をいたしました。

豚でも大丈夫ですか?と昼過ぎに大型支援室の方から電話。いわしが台風の影響で仕入れできなかったとスクールから連絡があったとのこと。カルシウムの話が出来るとおもって魚メニューをお願いした経緯もあり、なんとか鯖でもと思ったのですが、もちろんそれは考えていただいたそうですが、お魚全般がダメのようで、豚肩ロースに変更になりました。かなり直前に仕入れをされるものなのだなあと感心しました。
クッキング教室のあとには生徒さんは作品を食べられるのですが、講師の分はもちろんないので、かるく食事をしてから会場に。近くのスポーツジムに通う際に時々横を通っていたのですが、まさかこのガラス張りの台所の中に自分が入る時が来るとは想像していませんでした。
さて、生徒さんが集まって、いよいよ調理説明、教室、私の話、調理の仕上げ、試食というスケジュールがスタートしました。さきにお聞きしていたとおり生徒さんの年齢は幅広く男性も4名おられました。調理中に私は機材のセットをして、調理の様子を見にいきました。生徒さんみんな慣れておられるようにみえました。6名の生徒さんを1名の先生が取りまとめておられるのですが、手際よくどんどん進んでいました。
「料理と実験は似ている」とよく言われます。むだなく動く手先や器具の操作や、大さじ1杯や10グラムのレシピを本当に正確に測って使う厳格さ、調理の順番やその準備作業など、まさに正しい実験操作のお手本でした。圧力鍋を仕掛けたら、私の出番です。圧力鍋がなぜ調理に使われるのかなどの導入ができたおかげで、いつもと違う形での氷のデモ実験に移っていけました。ダイヤモンドへの反応は高校生よりよかったです。質問は仕上げの後の試食の後の時間に頂きましたが、とてもたくさん質問いただき、9時の終了時間がすぐ来てしまいました。台風のせいでお一人欠席となり、豚のトマト煮にありつくことが出来ました。《清水》

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